桜の舞った夜ー運命<サダメ>ー Ⅰ(番外リク受付中)
「はぁ……。もういい、ありがとう。
怜の席は窓側の一番後ろだ」
「……ん」
短く返事し、指定された席へと足を進める。
席へと向かう途中、左右からいろんな声が。
「なにあの女、感じ悪い」
「てかあの怖い仲先とタメ口で話してたぞ」
「何者?」
「なーなー、マスク外せよー」
……何この統一感のなさ。笑える。
心の中で静かに笑いながら席に着く。
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