桜の舞った夜ー運命<サダメ>ー Ⅰ(番外リク受付中)
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「おっはよーっ!」
いつも通り、私は元気よく倉庫に入った。
いつもなら「おはようございますっ」って返してくれるのに、その日は違った。
___返ってきたのは、軽蔑の視線。
「……?上あがってるね……」
心底不思議に思いながら幹部室へと続く階段を上がっていく。
「………おっはよー」
恐る恐る幹部室にドアを開け、中へ入る。
そこには、服がボロボロになった、体中がアザだらけの泣きじゃくる由莉と、鋭い目をした総長、副総長、幹部の5人がいた。
「え……由莉っ!?」
由莉を見て、大丈夫っ?と駆け寄る___
「っ!?離して、由莉が……っ」