ハッピーアワーは恋する時間
「亜幸さ・・・」
「今はおまえの弱さにつけ入りたくない。だから・・早く中に入れ」
「え・・・あぁはいっ」
私は亜幸さんに言われるまま、慌てながらもどうにか玄関のドアを開けて、中に入った。
「寝る前に戸締り確認しろよ」
「うん・・・あ!亜幸さんっ!」
「ん?」
「電話・・・家に着いたら、かけてほしい・・です」
初めてお願いをしてみた私に、亜幸さんは、いつものとびきりステキな笑顔を向けると、「了解」と言って、左手で敬礼をした。
か・・・っこいい。
なんで・・・なんで敬礼のポーズすら、めちゃくちゃキマって見えるわけ!?
私は、スタスタと歩く亜幸さんの後姿にボーっと見惚れながら、ひたすら胸をドキドキ高鳴らせていた。
「今はおまえの弱さにつけ入りたくない。だから・・早く中に入れ」
「え・・・あぁはいっ」
私は亜幸さんに言われるまま、慌てながらもどうにか玄関のドアを開けて、中に入った。
「寝る前に戸締り確認しろよ」
「うん・・・あ!亜幸さんっ!」
「ん?」
「電話・・・家に着いたら、かけてほしい・・です」
初めてお願いをしてみた私に、亜幸さんは、いつものとびきりステキな笑顔を向けると、「了解」と言って、左手で敬礼をした。
か・・・っこいい。
なんで・・・なんで敬礼のポーズすら、めちゃくちゃキマって見えるわけ!?
私は、スタスタと歩く亜幸さんの後姿にボーっと見惚れながら、ひたすら胸をドキドキ高鳴らせていた。