ハッピーアワーは恋する時間
「分かるの?」
「ああ」
「もしかして亜幸さん・・・子ども、いる?とか・・」
恐る恐る聞いた私に、亜幸さんは前を見たままゲラゲラ笑った。
「いや・・・まだいないよ。そりゃあ俺は34だし、おまえが初めての彼女じゃない。過去つき合った女の何人かとはセックスしたこともある。だが必ず避妊していたし、相手もまだ子どもを持つ気がなかったから、そのあたりは互いに十分気をつけていた」
「あぁ、そう・・・・子ども、ほしくない?」
「・・・ほしいよ。いつかは。未散は?」
「はいっ?」
「おまえは子ども、ほしくないのか?」
「え?いやぁ。私はもう結婚はこりごりだと思ってるから。ひとりで子どもを育てることも、正直したくないし。だから子どもを生む機会はないと思う。でも・・せつなちゃんを見てると、子どもほしいなぁとか、妊娠してみたいなぁって思う時がね、時々だけど、なんかこう・・・おなかのあたりが疼くって言うの?これ、母性本能ってやつかしら」
なんてグダグダと私が言ってるうちに、今回の目的地に着いた。
「ああ」
「もしかして亜幸さん・・・子ども、いる?とか・・」
恐る恐る聞いた私に、亜幸さんは前を見たままゲラゲラ笑った。
「いや・・・まだいないよ。そりゃあ俺は34だし、おまえが初めての彼女じゃない。過去つき合った女の何人かとはセックスしたこともある。だが必ず避妊していたし、相手もまだ子どもを持つ気がなかったから、そのあたりは互いに十分気をつけていた」
「あぁ、そう・・・・子ども、ほしくない?」
「・・・ほしいよ。いつかは。未散は?」
「はいっ?」
「おまえは子ども、ほしくないのか?」
「え?いやぁ。私はもう結婚はこりごりだと思ってるから。ひとりで子どもを育てることも、正直したくないし。だから子どもを生む機会はないと思う。でも・・せつなちゃんを見てると、子どもほしいなぁとか、妊娠してみたいなぁって思う時がね、時々だけど、なんかこう・・・おなかのあたりが疼くって言うの?これ、母性本能ってやつかしら」
なんてグダグダと私が言ってるうちに、今回の目的地に着いた。