ハッピーアワーは恋する時間
あれ?私、何言いたかったんだろ。思い出せない・・・。
でも・・・いい。
すぐ忘れちゃうくらい、どうでもいいことだったんだから。
それよりこっちの方が・・・。

「未散・・・」

ずっと、大事・・・。

凛々しくてハンサムな亜幸さんの顔と、キラッと光る亜幸さんの切れ長の目を、もっと間近で見たいと思った。
だけど私は、条件反射のように両目を閉じて・・・。

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