ハッピーアワーは恋する時間
「アルコールは入ってませんので」
「あぁ、はい・・・」
「ごゆっくり」と言って歩いて行くウェイターと亜幸さんがすれ違った。
彼らは二言三言、何かしゃべると、さっき掲げたグラスを持っている亜幸さんは、私の席へやってきた。
濃紺のスーツに、白いワイシャツを着ている亜幸さんは、スラッと伸びた長身に、整った顔立ちで、そこは佐久間さんに似ている。
でも亜幸さんは、佐久間さんより数センチ背が高くて、佐久間さんより細身だ。
だけど、ヒョロッとしてるんじゃなくて、筋肉質・・・なはず。
実際、亜幸さんが脱いだところを見たことはないんだけど!
刑事という仕事柄、普段から体を鍛えているはずだ。
って・・・亜幸さんはまだ刑事なのかな。
濃紺の上着と白いワイシャツの間には、ピストルと手錠があるのかどうか分からない。
でもそれらは、誰にでも分かるように携帯しちゃダメだもんね。
ニコニコ笑顔の亜幸さんにつられるように、笑顔になった私は、「やっぱり。亜幸さんだ!」と言った。
「あぁ、はい・・・」
「ごゆっくり」と言って歩いて行くウェイターと亜幸さんがすれ違った。
彼らは二言三言、何かしゃべると、さっき掲げたグラスを持っている亜幸さんは、私の席へやってきた。
濃紺のスーツに、白いワイシャツを着ている亜幸さんは、スラッと伸びた長身に、整った顔立ちで、そこは佐久間さんに似ている。
でも亜幸さんは、佐久間さんより数センチ背が高くて、佐久間さんより細身だ。
だけど、ヒョロッとしてるんじゃなくて、筋肉質・・・なはず。
実際、亜幸さんが脱いだところを見たことはないんだけど!
刑事という仕事柄、普段から体を鍛えているはずだ。
って・・・亜幸さんはまだ刑事なのかな。
濃紺の上着と白いワイシャツの間には、ピストルと手錠があるのかどうか分からない。
でもそれらは、誰にでも分かるように携帯しちゃダメだもんね。
ニコニコ笑顔の亜幸さんにつられるように、笑顔になった私は、「やっぱり。亜幸さんだ!」と言った。