今日こそ絶対に自殺します。
「ーートンッ」
ミルクティーを一気に飲み干すと、私は空っぽのグラスをテーブルに置いた。
ーーーおいしい。
うん、ミルクティーとか本当に久しぶりだ。
うまい、うまい。
ーーーんで?
私は幸せに………なってない。
やっぱりね。
変化なーし。
「お味はいかが?チャンぴか」
男はテーブル越しに私を見つめてきた。
「チャンぴか?」
「ひかる→ひかるちゃん→ちゃんひかる→チャンぴか!!」
「あ、あぁ…」
おいしかった、けど幸せは得られなかった。
それが私の結論です。
私はやっぱり自殺しなきゃならんのです。