今日こそ絶対に自殺します。






「……どうしよう」



本当にこの迷子状態はきつい。


まだ自殺すると決めていた時の自分の方がよかった。




ベッドに横になりながら、私はふと窓の外を見た。


眩しい日光が、自分の顔へと直に当たる。




「………」





ーーーとりあえず、外出てみるか…




気分転換にはなるはず、きっと。




私はベッドから立ち上がると、ヨロヨロと部屋を出て行ったーーー






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