今日こそ絶対に自殺します。
「ーーーってまあ、
そーゆーのは置いといてっ!」
「……っ!」
パピヨンはまたいつもの口調に戻ると、グラスをテーブルの上に置いた。
「いやー俺めっちゃ嬉しかったんだよ!!
チャンぴかが明日行くって言ってくれて!!」
ふぉーーー!!!と、急に叫び出すパピヨン。
もちろん周りの客は一斉に私たちに冷たい視線を送ってきた。
「兄貴、絶対にいい試合を見せてくれるよ!」
パピヨンはその場から立ち上がると、遂には踊り始めた。
「……っ!」
ちょ、ちょっと……
お前静かになったり、うるさくなったりするけどさーーー
普通はねーのかよ!?!?
「たーのっしみーんっ!
たーのっしみーんっ!」
完全に意味のわからないダンスを踊るパピヨン。
見てるこっちが恥ずかしくなってくる……
「何あれ?」
「頭おかしいよね?」
あーほらほらお客さんもめっちゃ不審がってるしー!!
「あーもー…!」
ガシッ
とうとう私はパピヨンの腕を掴んだ。
「!?!?」
「ーーー出ましょう!ここ!!」