今日こそ絶対に自殺します。






ーーーしばらく経つと、



「あれだよチャンぴか!!」


「っ!!」



前方に大きな建物が見えてきた。


あそこが兄貴さんが出場する…ボクシング大会の会場ーーー




「今何時だ豆腐!!」


「10時25分ですパピヨンさんっ!」


「ふぅー結構ギリギリー!!
よおし!もっと飛ばすぞー!!」



パピヨンはそう言うと、さらにスピードを上げ始めた。



「っっっ!!!」



私は必死で目を瞑った。


もう怖すぎて目なんか開けてらんない!



















ーーーとその時。



「ーーーそこのバイク、止まりなさーい」















「ーーーえ?」




私はふと後ろを振り返った。




するとそこにはパトカーの集団………





やべーーーーじゃん!!!







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