今日こそ絶対に自殺します。
え、うそ……
私…落ちて…死ぬの…?
私の体はどんどん倒れてゆくーーー
屋上からどんどん、
離れてゆくーーー
「ーーーーチャンぴかぁ!!!!!」
「……っ!」
ふとパピヨンの声が聞こえてきた。
パピヨンは私を引っ張り、無理やり中へと押し込んだ。
しかしーーー
それと同時にバランスを崩して、
屋上の外へと放り投げられた。
どんどん、どんどんーーー落ちてゆく。
「ーーードサッ」
コンクリートの床に叩きつけられた私。
膝を強く打ったけど、そんなの気にしていられなかった。
ーーーうそ…!うそでしょ…!!
私はビルの下を覗き込んだ。
そこにはーーー
頭から大量の血を流したーーー
パピヨンが横たわっていた。