今日こそ絶対に自殺します。
「あのさ、はじめて会ったときから思ってたことなんだけどさー」
しばらく時間を開けると、パピヨンはまた口を開いた。
「ーーー俺たちのアパートに入居しない?」
「……は!?」
入居!?
「このアパートだよ!」
パピヨンはすぐ隣に立つ古いアパートを指差した。
見上げた限り外見はボロボロ。
だけど結構大きなアパートで、おそらく6階くらいまであると思われる。
街中のホテルみたい。
「なんかチャンぴか面白いし気が合いそうだし!」
いやいや、面白くもねーし気も合わねーよ。
というかそもそもそういうことでアパートに誘ってくる辺りまじで怪しいよお前。