今日こそ絶対に自殺します。
ーーーあぁ…
ーーーああぁ……
ーーーどうしよう……
ーーー本当にどうしよう……
「……パ…パピヨン……グスッ…」
涙が止まらない。
今起きている現実が受け止められない。
手が、足が、唇がーーーー
震えるーーー
「ーーー子ねずみちゃん」
「…っ!」
ふと声が聞こえて顔を上げると、そこには少しだけ微笑みを浮かべたニオさんが立っていた。
でもその顔はーーーどこか悲しい表情もうかがえる。
「ニオ…さん…グスッ…」
私の涙腺はぶっ壊れたみたいに、どんどん涙が溢れ出てくる。
「子ねずみちゃん……」
ニオさんはそう言うと、私が座っているベンチの隣にゆっくりと座った。