今日こそ絶対に自殺します。




「では…また……」


「おーう!じゃあなーうつぼんぬっ!」



ウツボと別れた後、私はまたしてもパピヨンに強引に引っ張られて階段を上った。



そして時間をかけて5階に到着。



「ここがチャンぴかの部屋がある5階…「いいからはやく放して下さい!」」





私の言葉を無視してパピヨンは私をずりずりと引っ張っていく。



そしてとうとうついたのが、『503』と刻まれた扉の前。




「ここがーチャンぴかの部屋ー!!」



どこに隠し持っていたのかは知らないが、パピヨンは鍵束の中から一つの鍵を取り出すとカチャッと扉の鍵を開けた。




「キィ―――」


ゆっくりと扉が押し開けられる。



すると奥には―――




「え…?」




しっかりと整えられたスイートルームのような部屋が広がっていた―――






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