今日こそ絶対に自殺します。
「ふっふっふーん」
パピヨンは私の目の前に立つと、ピシッと姿勢を整えた?
そして、ゆっくりとお辞儀をするーーー
「マドモアゼール!ここは誰が何と言おうとあなたのために用意された部屋です。
メガ症ハウスに入居している間、あなたはこの部屋をずっと使えます。
契約金ゼロ。家賃もゼロ。
ガス代水道代電気代―――生活費もすべてゼロ!
あなたはただ自分のしたいことをし、この部屋で快適な毎日をすごしてくれればいいのです!」
「え、家賃ゼロ!?」
「もちろーん!」
―――嘘だろ…
これで家賃ゼロなの…?
私はもう一度辺りを見回した。
今まで直接見たことすらないような豪華な部屋。
それがタダだなんて―――
「……っ」
なんて悔しいんだ!!!