今日こそ絶対に自殺します。
「ーーーそういえば…チャンぴかという名前はパピヨンさんが考えたのですかっ!?」
ふと豆腐ちゃんが顔をかしげながら、私に聞いてきた。
「え、あ、まあ……」
一応このあだ名をつけたのはあそこのキモ男だけど、別にチャンつけて逆にしただけの簡単なもの。
由来とかそういったものも別にない。
「チャンぴかさんの名前にも、しっかり由来があるんですか?パピヨンさん」
豆腐ちゃんがパピヨンの方を向くと、そこにはグロッキー状態のパピヨンが死んでいるかのごとく横たわっていた。
「…あ、あるよ…ゴフッ…ちゃんと…」
ーーーえ、あるの?
私は思わずパピヨンの方を向いた。
「えっとね…
チャンぴかの名前の由来はね……」
ーーードックン
ーーードックン
「……おっしえなーいっ!!!」
ーーーはぁ?
「自分でまずは考えてみてっ!!」
ーーーはぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?
「これでも俺、チャンぴかって名前めちゃくちゃ気に入ってんだよぉ?」
いやいやいやいや!!
その由来を言ってくんなきゃこっちはその良さがわからないから!