今日こそ絶対に自殺します。
―――小学2年生、8歳の冬、
私は今住んでいるおばさんの家にやってきた。
両親が事故死したことを知らされてまだ一週間も経っていなかった私は、
この時とてつもなく落ち込んでいて、何もしゃべれない状態だった。
「いらっしゃーい、ミキちゃん」
おばさんは怪しい笑みを浮かべながら私を招き入れると、さっそく次の日から私に暴力をふるうようになった。
「あんたの母親なんてクソなんだよ!妹の私をいつも見下しやがって!!
私の苦しみがあいつには分からなかったのよ!!!
死んでせいぜいしたわ!!ざまあみろ!」
おばさんは私を母親と重ねているみたいだった。
『あんたなんかいらない!』
『あんたも死んじまえばいい!』
毎回毎回そう叫びながらおばさんは私を殴り続けた。
私は何回も何回も何回も何回も何回も謝った。
どうして自分が殴られるのか。
どうして私が謝っているのか。
理由も何も全然分からないまま―――