今日こそ絶対に自殺します。




唯一私が気を休められた場所は、おばさんの家から3キロほど離れた小さな公園だった。



そこのブランコで私はいつもいつも一人で泣いていた。



おばさんが憎くてしょうがない気持ちも溢れんばかりにあったけど、


私が一番溢れてた気持ちは―――



「…なんで…グスッ……なんでお母さんとお父さん…いなくなっちゃったのぉ……!?」



私を置いてこの世を去ってしまったお母さんとお父さんへの―――

―――怒りの気持ちだった。




「酷いよぉ……!!お父さん!お母さん…!!!私をなんで置いてったのぉ…!!!!」




うわあああああああ!!!



悔しくて悔しくて悔しくて悔しくて悔しくて


地面を何度も蹴って、ブランコも蹴って、滑り台にも手から血がにじむほど拳をぶつけた。


もちろん痛かった。


痛かったけど……


私の怒りを落ち着かせてくれるのはこの痛みだけだった。





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