今日こそ絶対に自殺します。
「ううう………グスッ…」
相変わらず豆腐ちゃんは涙が止まらない。
いくら腐女子って言っても、まあ…やっぱり幼い女の子なんだよね…
「うーん……」
今は朝の7時半くらい。
「………」
は、半日くらいならいいかな。
うん、ここは私も大人だ。
死ぬ前くらい、大人としてのあるべき姿を幼い子に見せるべきだ!
「…よし!豆腐ちゃん!」
「…グスッ…はい?」
「私も一緒に探すよ!
今宵の相手は…なんちゃらってやつ!?
だからなんて言うか…もう泣かないで!」
豆腐ちゃんは私の言葉を聞くと、涙でウルウルした目を丸くした。
「…ちゃ、チャンぴかさん……ほんとにいいんですかっ…?」
「お、おおう!いいよっ!どんとこーい!!」
(12時になったら潔く退散しよう。)
「……ありがとう…ございますぅ……!!」
ーーーこうして私は、豆腐ちゃんとどこかへ行ってしまった宝物(BL漫画)を探すことになったのだった。