今日こそ絶対に自殺します。





あーもう作者にまで見放されるとか、本当にお先真っ暗じゃん…



もー自殺したい!!


早く死なせてくれぇ!!!









―――そしてさらに4時間後。



「…まあいいでしょう!!お疲れ様ですチャンぴかさん!!」


「ブクブクブクブク…(泡を吹いてる音)」


「じゃあ今日はおまけでここまでにしときますので、宝物探し再開しましょう!!」


「お、おう……」



お、おまけかよ、これで……


レポートの出来が悪く書き直しを7度も食らった末、お昼を過ぎてようやく私の課題は終わった。



とにかく駄目出しがスパルタクスすぎた。




「部屋中を探した限り、やっぱりここにはないみたいです…。
ですので、今度は…「ねぇねぇ豆腐ちゃん」」



私はフラフラになりながらも豆腐ちゃんに声をかけた。


「はいっ?なんですかぁーっ?」


「あのさ、提案なんだけど…手分けして探さない?
ーーーほら、手分けしたほうがさーもっと効率よく探せるっていうかー」



豆腐ちゃんは目をキラキラさせる。


「それいいですね!チャンぴかさんっ!そうしましょう!!!」



はじめからこう言えばよかったんじゃねーか。


やっぱりいつも私は一歩遅い。



「では私はよく行く河原に探しに行くので、チャンぴかさんはこのアパート内よろしくお願いしまーす!!」




よし、これはチャンス。



豆腐ちゃんがいない隙に



さっさと自殺してしまおーう!!!!





< 76 / 326 >

この作品をシェア

pagetop