【完】サックスパートの日常

ケンカ





部活終了後、和樹くんと家が近い私は一緒に帰ってました。




「和樹くん、最近冷たいよね…」



「は?そんなことないですけど。」




少し本音を言ってみると冷たい視線を向けられる。



上から見下ろした冷たい視線は鋭く刺さる感じ。




「は?、とかもっと優しい言い方してよ。」




ムッとしながらそう言うと彼はため息をつきました。





「優しい言い方もなにも、先輩が意味不明なことを言ってるじゃないですか。」




「なっ、私は意味不明なこと言ってないし…!和樹くんが冷たいからいけないんじゃん!」




そう言うと和樹くんに睨まれる。





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