【完】サックスパートの日常
後輩たちの正論
クラッシックなど、『吹奏楽コンクール』で吹く曲はホルンと同じところを吹く場合が多かったりする。
目立つサックスとは逆にホルンは縁の下の力持ちという存在だ。
そんなホルンが、私は大好きだ。
「ホルン!一緒にセクション練習しよ!」
「いいよー」
セクション練習とは、違うパート同士が一緒に合わせること。
セッション練習という場合もある。
「みんな、今日ホルンとセクション練習するからね!」
私がそう伝えると明らかにみんなの表情が変わる。
「またですかぁ?なんかずっとやってる気が…」
「そろそろメロディーのクラとかフルートとも一緒にやったほうがよくないですか?」
「そういえば、この間今日はトランペットとやるって言ってませんでしたか?」
後輩からの質問攻め。
(ちなみに舞ちゃんはセクション練習のときチューバとバスクラリネットと一緒にやってるからいません)