【完】サックスパートの日常
サックスパートの日常*その後*

メトロノームさま




私の学校の吹奏楽部には各パートにメトロノームが用意されてます。


しかも、それは今年先生が買ってくれて、今のパートリーダーやパートのイメージカラーのメトロノームです。


ちなみにうちのパートは青です。




そしてこれは部活が1日練習でお昼ご飯の時の話。



基本は好きな子同士で食べれるお昼ご飯。


もちろん私も同級生と食べてましたが、舞ちゃんも一緒でした。




同級生が服やらメイクやら私にとってすごく興味のないことを話し出したので舞ちゃんと話すことに。




「舞ちゃん、思ったんだけどね、メトロノームってすごいと思うの。

ずっと一定のテンポで動いてるんだから。」




「!!すごいです!これはメトロノームを尊敬しなきゃですね!」



素晴らしい発見!とでも言うように目を輝かせる舞ちゃん。




「そうだよ!もう、うちのメトロノームもサックスパートの一員だよ!」



「そうですね!あだ名をつけなきゃ!メトさまでいいですか?」




メトロノームで盛り上がる私たちに先生が「サックス大丈夫かな…」なんて言ってたのは気にしない。



「そうだね!みんなに教えに行こう!メトロノームはメトさまだって!」




そして私は後輩たちのとこへ行くことに。



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