【完】サックスパートの日常
サックス教
今度は宗教を作ろう!と思い始めた私と舞ちゃん。
なのでサックス教を作ることに。
「サックス奏者のサックス奏者によるサックス奏者のためのサックス教ですね!」
舞ちゃんが嬉しそうにそう言う。
「教祖さまは誰にする?」
「それはもう、やっぱパートリーダーの結菜先輩で……ははー!」
そして私に土下座をしだす舞ちゃん。
「ちょっ、待って!?違うから!えっと、教祖さまは和樹くん!決定!」
すると舞ちゃんは立ち上がりました。
「了解です!では教祖さまにお祈りしてきますね!」
舞ちゃんはそう言って和樹くんを追いかけに行きました。
「ははー」
和樹くんに土下座する舞ちゃん。
「え、何こいつ……」
ダッシュで逃げてく和樹くん。
「教祖さまー、まってー!」
この二人の追いかけっこをニヤニヤと見守る私でした。