【完】サックスパートの日常
ナミちゃん、舞ちゃん、ななちゃんの場合。
和樹くんに置いてかれたことに唖然としてると、
「わー!結菜先輩〜!!」
と背中に軽い衝撃が走りました。
「先輩、こんにちは。ほら舞ちゃん、こっち来な。」
「結菜先輩、なんか久しぶりですね!」
ななちゃんとナミちゃんと舞ちゃん、3人と会いました。
「あ、みんな〜!今日、パート練習どうだった?」
さっき和樹くんに聞こうと思ったことを聞く。
すると3人口を揃えて、
「「和樹くんが時間を無駄にしました。」」
と言いました。
「……ん?それはどういう……」
私がいないときはいつも和樹くんがパート練習を仕切っている。
和樹くんに限って時間を無駄にするとかないと思うけど……
そう思い、聞くとみんなそれぞれが口を開き始めました。
「和樹ったら、私たちの意見を無視するんですよ〜」
と舞ちゃん、
「てか、今日の和樹くん、反抗的でした。調子乗ってます!」
とナミちゃん、
「和樹くんってどうせ家とかでは時間を無駄にしませんよね。絶対。」
と、ななちゃん。