【完】サックスパートの日常
「えー、でも…」
「ほらほら、和樹くんと結婚して同じお墓に入ればいいよ!」
「いや、その…」
ニヤニヤとからかう私と、急にしどろもどろになる舞ちゃん。
「和樹くんと舞ちゃんはお似合いだもんね。応援してるんだけどなぁ。」
「ゆ、結菜先輩?私別に和樹なんて…」
「好きなんだよね、わかる!」
えへへ、と笑う私に何かを諦めたようにため息をつく舞ちゃん。
「もう、サックスパートでみんな同じお墓入りましょう。そうしましょう!」
「んー…そうだね!じゃ、また!」
「さようなら!」
そして私たちは別れました。