爆笑カップルでやってみよう。


と、ひとまずツッコミももらって少し空気が軽くなったので説明した。



「……とまぁ、そうゆうことで、おばけ屋敷の繁盛に加担してるの。」



「………普通におばけの格好で十分じゃん。」



むっとした声で言う朔は拗ねてるように見えた。…少しかわいい。





「ってことだから、私そろそろ戻んなきゃ。朔も帰らないと!お客さん帰っちゃうよ〜?」




そう言って朔に背を向けたときだった。










「…帰さない。」






朔の呟きが耳に届いたのは、後ろから伸びた肘がドアにつかれ、2人が近すぎる距離にあるから。




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