爆笑カップルでやってみよう。


さっきから無性にドキドキして、後ろを振り向けない。



「……早く。」




でもこれ以上囁かれたら、恥ずかしくて死にそうになるから、とりあえず後ろを向いてみる。







「さ……朔のあほ。ほんとハゲてよ。」







将来ほんとにハゲればいい…!そんな気持ちを込めて睨みつける。


しかし朔には全く効いてないようで。





「…美丘、俺も…オオカミだった。」










私の唇に噛み付いた。





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