わたしの好きな人
『え〜、それでは次の方に参りましょう!』





大会の司会者が、次の人を呼んだ





すると…




校庭が一気に黄色い歓声に包まれた




女の子たちでいっぱいになっていて前があまり見えなくても、それで一瞬にして出てきたのが誰だかわかった








「エントリーNo.10 3年の神谷 侑です!」







やっと来た






わたしの心の中の王子様
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