Happiness
『よう!瀬上!』
振り向くと、そこにいたのは日比野先生だった。
日比野陸。俺の親友であり、同じ外科医。
年齢は歳上だが、気を許せる1番の友達だ。
晴『おい、病院の中で呼び捨てにするなって』
陸『いいだろ〜、別によ!』
晴『良くないだろ。』
陸『わかったよ、瀬上せーんせ!(笑)』
陸は、ノリはチャラいけど仕事が出来て、しかもかなり優しい。そしてモテる。
陸『そーいえばこの間、お前が担当になった…何だっけ…あの子…』
晴『だれ?』
陸『302号室の…』
晴『あぁ、望月結愛?』