Rainbow~七色の虹に願いを込めて~
ーRen Sora-
「お疲れ様でしたー」
楽屋へ行くとマネージャーが部屋を片付けて待っていてくれた。
やっぱり生放送は慣れない。
いつもの倍以上に疲れてしまった。
「蓮、お疲れ。」
「いや、まじで今日は奏楽に助けられたわ。
ありがとな。」
「ううん。」
「でも蓮もこれから少しずつしゃべってかないとね~」
「頑張ります。」
そういいながら二人で衣装から私服へと着替え始める。
今日はこの後雑誌の撮影もあるし大忙しだ。
デビューが決まってる俺らに注目する声もすごく多くて。
そのたくさんの仕事から少しずつ選びながら俺たちは仕事に向かっていった。