Rainbow~七色の虹に願いを込めて~
「ねぇ、なんで真衣ちゃんの家なの?」
「いいから、黙ってついてきて。
まさかね。
こんなことで紹介するとは思わなかったけど…」
「え、真衣ちゃん!!!
なんかあたしに隠してるでしょ。」
「今、分かるからちょっと黙って」
そして真衣ちゃんの家へ着くとすぐに私は真衣ちゃんの部屋へ連れていかれた。
久しぶりに入る真衣ちゃんの家。
でも今日は緊迫感があって、すごく怖い真衣ちゃん。
あたしのせいだよね。
あたしの注意力が足りないから…
「ただいま。」
「お帰り~
あのね、真衣~
今日ね、奏楽ちゃんが…あら、美波ちゃん!
いらっしゃい~」
「ねぇ、奏楽もういる?」
「えぇ、さっき帰ってきて上に…」
「わかった。」