Rainbow~七色の虹に願いを込めて~
「違う。
奏楽が悪いんでもなく美波が悪い訳でもない。
悪いのは俺なんだ。
アイドルとしての自覚が足りなかった。」
「で、事務所はなんて言ってるの?」
「それは…」
ん?
絶対言えないんだ。
ってことはきっといい話ではないとわかる。
そして蓮の顔が曇ってるということは・・・
「蓮、ちゃんと蓮から言わないと・・・」
「わかってる。
わかってるから。」
そして蓮はじっとあたしを見て一言言った。