Rainbow~七色の虹に願いを込めて~
「あら?
神楽坂~佐藤は?」
「あ、今ちょっとトイレに…」
「まいったな。
話があったんだけど。」
「あ、まじですか?
じゃぁちょっと呼んできます。」
「よろしく~」
そして俺は外へ出て、奏楽を探し始めた。
っても奏楽、ずいぶん遅いなぁ。
どこに行ったんだ。
あちらこちらを回ってみるが、なかなか見つからない。
仕方ないから、前室戻ってみるか。
もしかしたら奏楽ももう帰ってきてるかもしれないし。
そう思って元来た道を戻ろうとしたとき。
「そっか・・・そうだよね…」
奏楽っぽい声が聞こえた。