Rainbow~七色の虹に願いを込めて~






今日は二人で映画を観にいくことにしていた。
俺らは二人ともアクションが大好きで最近始まった映画、必ず観ようっと言っていたんだ。


「はい、チケット。」

「ありがとう。
全然お金払うよ?」

「ここは、男をたてろって。」




付き合ってるの?
そう皆から聞かれる。
確かに周りから見たら付き合っている。
カップルがデートをしているように見えるだろう。
正直自分自身しっかりと考えたことがなかった。
美波が隣にいることが当たり前で。
この関係で嫌だとか不満だなんて感じたことなかった。
幼馴染。
だけどこれからもそばにいたい。
そんな人なんだ。






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