Rainbow~七色の虹に願いを込めて~






学校では真衣ちゃんがいつも支えてくれた。
放課後も一緒にいてくれた。
友達の存在の大きさを知った。
蓮がいないのは確かに寂しかった
今まで当たり前のようだったからこそ。
だからいきなりのLINEは正直驚いた。
何があるんだろ。
私に対して怒ったのはもういいのかな?
でもこれは蓮がくれたチャンスかもしれない。
ちゃんと向き合おう。


「美波。
今日…」

「ごめん。
蓮から呼ばれてるの。」

「良かったじゃん。
戻れるのかもね。」

「う~ん、でもどんな話か分かんないよ?
でもちゃんと向き合ってくれることだと思うから頑張る。」

「うん。
美波の思ってることすべて言うんだよね?
我慢して成り立つもんじゃないから。」




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