Rainbow~七色の虹に願いを込めて~
「神楽坂君、紹介するわね。
佐藤君、こっちよこっち。」
「はい。」
入ってきたのはとてもかわいい男の子。
しかしかわいいだけじゃない。
俺を見る目は真面目なもので可愛さの中に男らしい意志・かっこよさも感じられる。
この人見たことある。
雑誌のモデルで表紙を飾ったりなどしてた気が…
とにかく俺の周りにいるような友達とはちがってさすがアイドル、芸能人だと思った。
「はじめまして。
佐藤奏楽(さとう そら)です。
え…と…蓮くんでしたよね?
僕は蓮君の一つ下の高1です。
僕もまだまだ未熟なので、教えられることなんてあるかわからないですが。
できるとこからしっかりとサポートさせていただきますので
一緒に頑張りましょう。」
一緒に?
どういうこと??
「あの…一緒にって?」
「え?あれ?
岡部さん!!もしかしてまだ…」
「ふふふ、ごめんなさいね~」
「ちょっと!!!!どおりですごい不思議そうな顔で見られてると思いましたよ。
全く、ちゃんと説明してあげてください。」