Rainbow~七色の虹に願いを込めて~
え…。
振り向くとその場所には美波がいた。
いつの間に、ってか本当漫画みたいなタイミングのいい時に現れるよな。
マンガじゃないんだからこんなジャストタイミングじゃなくていんだよ。
「蓮。
覚えてるよ。
あの時誓った約束。
忘れるわけないじゃん。」
「美波。」
「蓮。
あたし、今までたくさん蓮に甘えてきた。
蓮はあたしをいつも支えてくれて。
そんな蓮に甘えてあたしたくさんわがまま言ってきた。」
「うん。」
「だけど最後に一つ。
これだけだから。
わがまま言わせてほしいの。
最後のわがまま?