シマシマララバイ
-翌日-
…夏休みだってのに
「どーして、優貴の荷物持ちさせられ
なきゃなんないの??」
優貴のコスメやら服やら
山のような数の物を持たされ
この糞暑い中を汗かいて
歩いてる私って‥私って
『情けないよねぇ~笑 てか、早く歩いてよ!!トロいわねぇッ』
日傘をさして
涼しい顔して歩いてる
この悪魔は、いったい
この物達をどーする気だ;;
『さぁ、着いたわよー』
ルンルンとお城のような
家へ入っていく悪魔…
「はぁ?優貴ん家で何すんのよぉ」
はぁ、と大きな溜め息を
ついて優貴の家へ上がる
『いーからいーからぁ♪』