瞬間と君

空と主人 二章

空[回想]

僕はRo-huとして御主人様の願いを叶えなければならない


「御主人様、何か願いはありますか?」


そう言うと彼は『そんなシステムも組み込んでたなー』と頭をかいた


『そうだね、僕の願いは叶がずっと壊れないで側にいてくれたらそれでいいよ』

僕は不思議だった、ただ側にいればいいなんて

「本当にそんなことでいいんですか?」

『まだ君は分からないのかもしれないけど、大事な人が側に居てくれるのはとても嬉しいんだよ』

「そうなんですか、いつか僕にもわかる時がくるのでしょうか」

わからなくてつい首を傾げる

『あぁ、いつかわかるさ』

また、彼は笑った
















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