瞬間と君

提案

美海side★

『空も何か頼みなよ、それともやっぱりロボットって何も食べられないの?』

「食べることはできるけど、僕はお金持ってないから」

そうだ、空はロボットだからお金を持ってない

『じゃあ、はい』

自分のかき氷を少しスプーンですくって空の前にもってくる

「えっ僕はいいよ」

空はぶんぶんと両手をふって遠慮する

『いいから、はい』

そう言ってスプーンを口元にもってくと空はパクっとかき氷を食べた、そして

「ん、美味しい」

表情に驚きと嬉しいさが混じっていて
見ていて面白い

『でしょ。はいもう一口』

スプーンでかき氷をすくい空にひょいひょい食べさせていく


かき氷はあっという間になくなった


1人で食べるより全然楽しかった


お店をでてまた歩いて家に帰る


その時私はいいことを思いついた

『空、バイトしたら?私の伯父さんにお店出してる人がいるし』

「いいかも、僕バイトしようかな」

提案したばっかりなのに空はもうやる気に満ちている

「そしたら、美海ともっといろんなところに出掛けられるよね」








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