瞬間と君

理由

彼side☆


「そう、それがこのロボットが売れた理由なんだ」

そう言うと自分が言った事が当たった事が嬉しかったのか女の子の頬が少し色づいた

「けど、この商品が販売中止になった理由をしってる?」

自分でも余り聞きたくない事を聞いてみた

『知ってる、当初ニュースにもなったから』

やっぱり知っていたか、とりあえず詳しくその事を話すことにした

「願いを叶えられるって言うのは
制御が組み込まれてないから何にでもつかえるんだ」

「例えば主人が頼めば殺人だって 自殺を手伝うことだってなんでも
できる」

一番言いたくないことを言った時
女の子の反応が気になった

こんな事言ったら欲しくもなくなるだろうから



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