サンドリヨンに憧れて
「この会話・・いつ聞いてもおもしろいな・・」

「始まったな・・この漫才・・」

「ほんま・・この二人こそ・・つきあえばええのにな・・」

久保さんが私達にこそっと言ってきたので3人で笑ってしまった。

「それじゃ・・香澄、藍子いくで・・」

「はいはい・・」

「すいません・・お邪魔しました・・」

飲み物を買って帰ろうとした時、優大がやってきて

週末のことで話があると言って呼び止められた。

「今週末・・久々に全員参加やぞ・・」

「やった!久しぶりに飲めるなー香澄!藍子」

「そうやね・・」

「ほんま楽しみやわ~」

「何や?横山・・そんなに俺と飲むんが嫌か?」

「え?・・・」

さっき聞いた話を聞いていなかったらこんな感じにはならなかったが

この場は笑うしかなかった。

「何や・・同期会か?」

久保さんが藍子に聞いていた。

「そうなんです・・・駅前の居酒屋で・・週末に・・」

「加藤、杉田・・俺らも同期会久しぶりにするか?」

「ええなそれ・・」

「今週末・・こいつらの横でするか?」

「それは辞めてくださいよ・・杉田さん・・女子がみんな
もってかれます」

「まぁな・・俺らの同期・・男前多いからな・・」
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