サンドリヨンに憧れて
家の玄関に着き鍵を開けると彼は無言のまま2階へ上がってしまった。
怒らせてしまった・・・・。嫉妬深いとわかっていたのに・・
でも私も嘘はつきたくなかった・・・黙っていれば今頃リビングでさっきの話の
続きができたのかもしれない・・・でもあの複雑な気持ちだと打ち明けてたかも・・
どうすることもできず1階から2階の階段を見上げていると、ドアが開き2階から
私を見下ろすかのように目があった。
「・・・着替えたらどうや」
「あ・・あ・はい・・」
でもその階段を上がろうとしたが、一歩が上がらない・・
怒っている彼に向かって上がっていくほど、今の私には勇気がなかった。
「・・俺が降りな無理やな・・」
先に降りてお風呂場へと消えた。
一瞬すれ違っただけなのに、彼がドアを閉めたのがわかると
その場に座り込んで立てなくなってしまった。
「私・・あほやわ・・・どないしょう・・・」
階段の段にもたれながらため息をつくしかなかった。
結局その場から動くことができず、彼がその姿をみて驚くまで
動くことができなかった。
「香澄・・・何やってんねん・・・」
「・・ごめん・・・」
「・・・とりあえずそのまま風呂に行ってこい・・荷物は俺が持っていく」
私を立たせてお風呂場へ連れて行き、彼はドアを閉めた。
怒らせてしまった・・・・。嫉妬深いとわかっていたのに・・
でも私も嘘はつきたくなかった・・・黙っていれば今頃リビングでさっきの話の
続きができたのかもしれない・・・でもあの複雑な気持ちだと打ち明けてたかも・・
どうすることもできず1階から2階の階段を見上げていると、ドアが開き2階から
私を見下ろすかのように目があった。
「・・・着替えたらどうや」
「あ・・あ・はい・・」
でもその階段を上がろうとしたが、一歩が上がらない・・
怒っている彼に向かって上がっていくほど、今の私には勇気がなかった。
「・・俺が降りな無理やな・・」
先に降りてお風呂場へと消えた。
一瞬すれ違っただけなのに、彼がドアを閉めたのがわかると
その場に座り込んで立てなくなってしまった。
「私・・あほやわ・・・どないしょう・・・」
階段の段にもたれながらため息をつくしかなかった。
結局その場から動くことができず、彼がその姿をみて驚くまで
動くことができなかった。
「香澄・・・何やってんねん・・・」
「・・ごめん・・・」
「・・・とりあえずそのまま風呂に行ってこい・・荷物は俺が持っていく」
私を立たせてお風呂場へ連れて行き、彼はドアを閉めた。