サンドリヨンに憧れて
「それじゃ・・行こか・・」
「はい・・」
車は走りだし、高速を乗って海沿いを走っていった・・・
「何処へ向かってるの?」
「神戸方面かな・・・」
神戸はおしゃれな街だった。車でもすぐに行けるし、電車でもすぐに行ける
私も一人でたまに買い物をする時があった。
高速を途中で降りて山道を昇って行った。
課長の運転は凄く上手くて、乗り心地がとてもよかった。
車も高級車だから余計にそう思った。
「孝男さんって運転上手ですね・・」
「車が好きやからな・・・一人でも運転してあてもないドライブになる時が
あるねん・・」
「今までどのへんまで行きました?そのあてのないドライブって・・」
「琵琶湖とか・・淡路島もいったな・・」
「え?一人で?」
「そうや・・」
「これからは誘ってくださいね・・」
「勿論・・でもドライブは減るかもな・・」
「え?何でですか?」
「香澄と一緒におったら家から出られへんようになるかも・・」
「それはダメでしょう・・・今度・・お弁当作って行きましょうか」
「楽しみに待ってるな・・」
展望台に着いて降りてみると、街中にいるよりかは少し涼しかった。
「この景色は夜見たほうが綺麗やねんけど・・昼もなかなかやろ?」
「凄く見晴らしがいいですね・・遠くの海まで見える・・・」
私を後からやさしく抱きしめてくれた。
「孝男さん?」
「香澄・・・」耳元で囁かれる声にゾクッとした。
「はい・・」
車は走りだし、高速を乗って海沿いを走っていった・・・
「何処へ向かってるの?」
「神戸方面かな・・・」
神戸はおしゃれな街だった。車でもすぐに行けるし、電車でもすぐに行ける
私も一人でたまに買い物をする時があった。
高速を途中で降りて山道を昇って行った。
課長の運転は凄く上手くて、乗り心地がとてもよかった。
車も高級車だから余計にそう思った。
「孝男さんって運転上手ですね・・」
「車が好きやからな・・・一人でも運転してあてもないドライブになる時が
あるねん・・」
「今までどのへんまで行きました?そのあてのないドライブって・・」
「琵琶湖とか・・淡路島もいったな・・」
「え?一人で?」
「そうや・・」
「これからは誘ってくださいね・・」
「勿論・・でもドライブは減るかもな・・」
「え?何でですか?」
「香澄と一緒におったら家から出られへんようになるかも・・」
「それはダメでしょう・・・今度・・お弁当作って行きましょうか」
「楽しみに待ってるな・・」
展望台に着いて降りてみると、街中にいるよりかは少し涼しかった。
「この景色は夜見たほうが綺麗やねんけど・・昼もなかなかやろ?」
「凄く見晴らしがいいですね・・遠くの海まで見える・・・」
私を後からやさしく抱きしめてくれた。
「孝男さん?」
「香澄・・・」耳元で囁かれる声にゾクッとした。