サンドリヨンに憧れて
着替えと部屋着と・・下着・・・

寝る時の服・・・どうしよう・・・?

夏場の私の寝る姿は・・・短パンにキャミソール・・・酔った時はもっと酷い。

着替えるのが嫌な時は下着姿の時もある・・・。これじゃ・・露出が多すぎる・・・

藍子にもらった夏用のルームウエアがあった。それを鞄に入れた。

「これで・・いいかな?」

1泊のお泊まりセットを鞄に詰めているとドアがノックされた。

「香澄・・開けるぞ」

「はい・・どうぞ」

ドアを開けて私の荷物を見て言った。

「それだけか?」

「はい・・これで十分かと・・」

「・・・休み中泊まれるだけ持ってこいよ」

「は?今日だけ・・・じゃないの?」

「さっきはそう思ったけど・・やっぱ連休中は俺の家におったらええ」

「え・・でも・・迷惑に・・・」

「あいつがまた来ても嫌やしな・・・」

「わかりました・・追加しますから・・ちょっとだけ時間ください」

「鞄いけるか?なんなら俺のキャリーバック持ってこうようか?」

「大丈夫です・・海外に行くとき用の大きなのがあるんで・・」

「手伝おうか?」

「大丈夫です」

クローゼットからスーツケースを持ってきてまた荷物を入れ直した。

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