私のいじめと友情物語


私は教室に入り、3人の鞄を机に置いた。



「サンキュー。あ、そうそう……」



カナミが鞄の中からワークを取り出した。



「コレ、やっといてくんない? 宿題、忘れちゃったんだよねー」



「あっ、あたしもー」



2人もワークを取りだして私に渡してきた。



「宿題くらい自分で――」



するとカナミは私の耳元で、



「なんでもいうこと聞くんじゃなかったの? またいじめられたいの?」



と言ってきた。



「!!! それは……そう……だけど……」



「んじゃ、3時間目までに終わらせといてよね。ちゃんと筆跡変えるのよ」



そう言って3人は席についた。






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