私は翼に恋をした
えーっとこういうのって何話したらいいんだろう。私部活、初めてだからな~。



よし!直感で!



「初めまして。2年B組30番の結城世那です。...ん?」



すると、校舎の方からドタドタとあわただしく足音が聞こえてきた。



「いやー、英語はムズい!意味わからん。あ、遅れました!すんません!!」




私は言葉を失った。だって...




その足音の持ち主は間違いなく私の脳裏に焼き付いていたあのときの少年だったんだもん。
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