私は翼に恋をした
私は自分に落ち着けー!と心で唱えながら答えた。




「俺は一条大翔。隣のクラスだな。俺は素直なの。自意識過剰じゃぁない。あ、俺のこと呼び捨てでいいよ。部活だと大体そうだから。な、世那?」
と手を差し出してきた。



またまた、ドキッとした。ヤバいな、私。





わたしはそーっと握手を受け入れて、思わず笑った。




「よろしく、大翔。それから陸上部の皆さん!」
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