私は翼に恋をした
「あ、あのっ!大翔くん!これ...あげる!」



「あっ!私のも!」



「良かったら私のも!」



気づくと前にも後ろにも横にも女子!女子!!女子!!!



んー?またかよ...




俺があきれてるのも知らず赤くなった女子たちはそっと俺の腕に小さな袋を置いてキャーキャーいって逃げていく。



他クラスの女子からの調理実習で作ったらしいカップケーキで俺の腕の中はたちまち一杯になった
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